シンプルこその可能性。
2色モザイクは単純明快。
あまり深い事を考えずに、とにかく並べてみましょう。
SINA社の「モザイククアルテット」という
商品もありますが、そちらとはまた違う趣向です。
モザイククアルテットを6色の絵の具と例えるなら、
この2色モザイクは2色、もしくは1色の
えんぴつで描くデッサンのような感覚です。
配置や色を深く考える事なく
じゃんじゃん並べてみると、
不思議とステキな模様になっているはず。
木枠のルール。
木枠を使う場合は、ひとつだけルールがあります。
写真のように、木枠にあたる部分は
直角二等辺三角形の長辺をあてて並べましょう。
そして、長辺は長辺と。短辺は短辺と。
同じ面同士をくっ付けながら描きましょう。
それだけ理解できれば、
木枠をキャンバスにして遊ぶ事ができます。
木枠を使うと「バランス」や「配分」などを考えながら
絵や模様を作りますので、楽しみ方が変わります。
171例ものパターン表付き。
なんと、パターン例は171通り。
もちろんそれは例ですので、
好きな絵や柄をもっともっと作る事ができます。
パターン表は最初に使ってみるのも、
慣れてきてから使っても良いと思います。
子どもの趣向に合わせて、
タイミングを見て、出してみましょう。
面積の勉強。
2つの正方形。
形は同じですが、ピースの数が違う。
ピースの組み合わせ方が違う。
では、その面積は?
ピースの形や大きさはすべて同じ。
単純に、ピースの数を数えれば良いので、
写真の2つは、2倍の関係性です。
そういった事が、数字では分かりにくくても、
このように分割するピースだと分かりますよね?
でも、コレで勉強をしましょうという事ではなく、
普段の遊びの中で、こういった事に気付く事が
子どもも楽しく、「じゃあ、これは、、、?」と
それにって探究心が生まれたりするものです。
ドイツではとってもポピュラーなモザイク遊び。
日本では、あまり馴染みのないモザイク遊び。
ドイツをはじめヨーロッパでは、
モザイク遊びはとってもポピュラー。
子供たちが毎日遊ぶような、
とってもベーシックで重要なおもちゃ。
まさに積み木のような物なのです。
日本では、パターン遊びという名称ですが、
まだまだ浸透していないと思います。
このパターン遊びは、
様々な構成の基礎を遊びにかえたもの。
ひとつの決まった形を使って、
好きなものや、ときには決まったものを描く。
形が決まっているので、並べ始める前から
完成図をほんの少しでも頭に浮かべる事ができます。
これは「そうさせる」ではなく、自然と考えるのです。
子どもの想像力に任せてみる。
これは、大人の責任のひとつであるのかとも思います。
頑丈な木枠
木枠の内側の面はツルツルしておりスライドしやすく、
上下左右でそれぞれ3mm程の余裕があり、
木枠にはめてもピースを抜き出しやすいです。
木枠自体もとっても頑丈で、
例えば、寝かせておくだけではなく、
かなり斜めに立てかけてもピースが崩れる事はありません。
ですので、遊ぶだけでなく
飾ってみるのもひとつの楽しみではないでしょうか。