「プロフィ」でできる事
プロフィのセットは、「溝」が増えました。
基本セットでは、ブロック上面の溝とトンネルの穴があいています。
プロフィのセットは、それらに加えて底面にも溝が掘ってあります。
そうです、底面です。
基本セットでは、ブロックの上面を使いつつ、
トンネルもコースにして、、とコースを構成すると思います。
ですがプロフィのセットは、さらに底面の溝も加わりますので
下に置いたブロックの上面の溝と合わせれば、
ブロックの間をもコースにできてしまうのです。
「ふーん」と流してしまいがちですが、これはすごい事です。
基本セットと同じ大きさのコースを作った場合でも、
プロフィのセットでは1.5倍もの長さがあるコースを
とてもコンパクトに作れる事になります。
と、重要なのは「長いコースが作れる事」ではなく、
そのコースを「考えて作る」事です。
とてもテクニカルです。まさに上級者向けです。
プロフィの構成図、、、
ババン!溝が多い!
一通り見ると、気づきませんか?
そうです。底面の溝はカーブが多い。
と、言う事は、、、トンネルカーブもできる。
ブロックの間でトンネルを作れるのがプロフィの特徴。
さらに、トンネル内で水平カーブができるのです。
「トンネル内での水平カーブ」は「メトロ」の特徴でしたが、
プロフィは、それをブロックの中ではなく、
ブロックとブロックの間でやってしまおうというのです。
でも、「同じ事」ではありません。
プロフィはブロックの中にもトンネルはありますので、
そこも使いつつ、ブロック間でさらなるトンネルも作れるのです。
すごいです。
私にもできるかな、、、
写真は、ブロック間のトンネルのアップ。
もう分かりましたよね?こういう事です。
これ、コースを作るのにかなり考えさせられます。
基本セットだと、
コースを作る中で土台となる部分ってありますよね。
「どのブロックでも構わない」という部分。3分の1くらいは。
プロフィを使うと、そこもコースにできるのが特徴。
ひとつのブロックを置く際に、
その上、またその上に置くブロックも考えて置く必要があります。
つまり、全体のコース構成を「頭の中で図面にする」事です。
ブロックの形と、数量を管理しながら、頭の中に図面を描く。
図面ができたら、下の段からどんどん積み上げていく。
子どもに、こういう事させたいですね〜。
きっと思い通りのものがそれが完成したら楽しいでしょうね。
大人も一緒にその「実体」を前に褒めてあげられます。
コンピューターゲームにはできない貴重なことです。
プロフィ、大人の私にも、、、できるかな?