【はじめに】 このゲームは参加人数によっては、基本のルール通りにプレイすると、なかなか街が出来上がらない場合があります。 まずはその「基本ルール」を説明し、最後に応用ルールを紹介しますので、年齢や人数により工夫して遊びましょう。 【ゲームの準備】 カードをよく混ぜ、みんなに10枚ずつ配ります。残りのカードは山札としていくつかの山にして伏せておいてください。 配られたカードは自分の前に表を向けて並べます。みんなに見えるように並べ、順番や位置などは好きなように並べて構いません。

最年少の人からスタート。手持ちのカードからどれでも好きな1枚を中央の場に置きます。 そして、新しいカードを山札から1枚取り自分の前に並べます。 次の順番の人は、場に出たカードに「道路」「線路」「川」がうまくつながるものを自分の手札から探し、場のカードにつなげて置きます。 もしうまくつなげるカードが無ければ、山札から新しいカードを一枚取ります。それもつなげられなければ、自分の手札に加えて次の人の順番になります。 カードには「ジャンクションカード」なるカードがあり、「道路」「線路」「川」などを切り替えるカードがあり、これらを上手く使うことにより状況を変える事ができます。

カードを置く際にはいくつかのルールがあります。 まず、最初にカードを置く際に「街の上下」を決めます。 これはカードには様々な絵柄があり、その絵柄に「上下があるもの」と「上下が無いもの」があります。 例えば、ただの線路や道路だけの絵柄には上下はありませんが、「木が生えているカード」や「建物があるカード」「車が走っているカード」などには上下があります。 はじめにこれらの「上下があるもの」のカードを置いた時点で、今回のゲームの上下が決まります。上下が合っていないカードは置く事ができません。 (この点は後述しますが、「上下は無視」しても良いでしょう)

また、カードは絵がしっかりと合うように置きます。 道路や線路が途中で途切れてしまったりしてはいけません。 そして、カードの絵をずらして置くことはできません。 カードの角と角を合わせ、きれいにカードをつなげます。

そうして順番につなげられるカードを並べていき、山札が無くなるまで続けます。 そして山札が無くなっても、誰かがカードを出せる限りゲームを続けます。 誰もカードが出せなくなったらゲームは終了。 その時点でカードが最も少なくなった人が勝者となります。

商品に入っている基本ルールは、上記の内容となります。 ですが、この基本ルールでは難しいのです。ルールは簡単なのですが、実際にやってみるとなかなか置けるカードが手持ちカードの中で無く、 プレイヤーの手持ちのカードが山札からどんどん追加され、10枚で始まったカードが人数によっては30枚くらいになってしまいます。 カードが増えるのは良いのですが、肝心の街があまり作られていかず、せっかくの綺麗な絵柄がなかなか活用できず不完全燃焼、、、となってしまいます。 そのため、「カードの上下」などは無視して「道路」「線路」「川」がうまくつながれば絵柄の上下は無視するなど、ルールを緩和する必要があります。 また、それに加えていくつかのルール修正と調整を行うことで街は次々と作られていき、美しい絵柄が生き生きとします。 それらのルールの修正版は当店からお付け致しますので、基本ルールと合わせて遊んでみましょう。 ゲームをする度に異なる街や風景が出来上がり、ゲームの勝ち負けというだけでなく、出来上がった街を何度も見渡して指でなぞったり、、。 ゲームをしながら作った街のストーリーでお話しも弾んだりできる楽しいゲーム。 勝ち負けとはちょっと違う部分で楽しめる、ちょっと特別なゲームだと思います。