コルクボード、トンカチ、釘、色板。
コルクボードが1枚。
ハンマーが1つ。
木製の色板が約60枚。
釘が約60本。
色板のすべてに1つの穴があけてあり、
コルクボードの上に置き、ハンマーで釘を打って留める遊びです。
パターン例が描かれた紙が入っていますので、
はじめはそれを参考に作ってみるのも楽しいです。
「安全な」トンカチあそび。
「釘」を使ったおもちゃというと、
現代の日本では驚く方もいらっしゃると思います。
でも、そこはデュシマ社ですので大丈夫。
色板をコルクボードに置いて、
写真のように、穴に釘をさせば自然に立ちますので、
トンカチでトントンと軽く叩けば留められます。
ハンマーはとっても軽く、
間違えて指を叩いてもさほど痛くありません。
ちなみに、デュシマ社の社長は元幼稚園教諭で3児の母。
子どもの遊びに対する思いと安全性の面では
とても良く考えられており、この「小さな大工さん」も
日本でもロングセラーの商品です。
より安全に遊んで頂くために、釘をしまうケースを別途用意しましょう。
釘は磁石にくっ付きますので、
ケースのなかにマグネットを入れておくと便利です。
それだけで、とても安心して遊べますよ。
釘の頭の部分が丸いので、落ちても立つことはありません。
遊ぶ際は、釘の数を決めておくのも良いと思います。
「危ないもの」を理解させる。
子どもは不思議と危ないものを触りたがり、
危ないあそびをしたがり、大人をハラハラさせますね。
釘は危ない物です。
でも、それを「危ないもの」と理解させることも大事なこと。
子どもの「いろいろなことをしてみたい」という探究心を
サポートして、伸ばしてあげるのが私たち大人の役目。
そういった点では、この「小さな大工さん」はとっても良いおもちゃです。
1歳から始まり、7歳頃までぐんぐん伸びるのが
「大人や友達の真似っこ」。
僕・私もやりたい、僕・私にだってできる、ということ。
家庭であったり、テレビであったり、絵本であったり、、
トンカチで家を作る場面を想像し、自分と重ね合わせ、
子どもはトンカチあそびに夢中になります。
パッケージは、とってもレトロ。
50年以上、パッケージはそのまま。
とってもレトロで、かわいい小人の絵。
(大人から見ると、怖いという意見もありますが、、)
このおもちゃはとっても良いおもちゃです。
日本でも人気ですし、教育現場の方も絶賛しています。
その反面、危険な面も持ち合わせていますので、
以下の点を必ず守ってください。
・釘をケースに入れて管理をする。
(マグネットを入れておくと便利です)
・3歳以上になってから遊ばせる。
・3歳未満の子がいる場合は、遊ぶのを控える。
・遊び終わったら、片付ける。
以上のことを守ってもらえれば、とても良いおもちゃになります。
基尺2.5cm。図形の理解も深めます。
さすがはDusyma社。
付属の色板もしっかりと基尺が定められており、
色板同士をくっ付けながら、モザイク遊びもできるようになっています。
最初のうちは何も考えずに、とにかく釘打ちに夢中になり、
次第に色板をくっ付け始める遊びをするはずです。
その図形を使い、絵を描くには想像力も必要です。
3歳ころから、とても長く遊べる優秀なおもちゃ。
日本の教育現場でも絶賛される、
60年の実績を持つ、自信のロングセラー商品です。